理想的な相手が見つかるまで結婚しなくてもいいと思ってませんか?その考え、危険です。

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あなたは、結婚したいですか?
もし既に結婚して幸せな人生を送っているのなら、おめでとうございます。
もしまだ結婚していないのであれば、ちょっとこのページを読んでみてください。
結婚に対する考えが少し変わるかもしれません。
そして、もし将来結婚したいと思うのでしたら、できるだけ早く行動することをお勧めします。
それでは、「国立社会保障・人口問題研究所」が実施した調査結果(※)をもとに、結婚について考えてみましょう。

第15 回出生動向基本調査 現代日本の結婚と出産
特に断りのない限り、この記事内の数値データはこの調査に基づいています。

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そもそも、みんな結婚したいと思っているのか?

最近は30代だけでなく、40代でも結婚していない人が増えています。
結婚したくない人が増えているんでしょうか? 調査結果によると、

いずれは結婚しようと考える未婚者の割合は、昔と比べると減少傾向にあるものの

  • 男性 85.7%
  • 女性 89.3%    です。

つまり、約9割の人は、いつかは結婚したいと思っているんです。

それではなぜ、結婚していない人が増えているのでしょうか?

調査結果の中に、未婚の人達の約40%が、

「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」

と考えているというデータがありました。
私は、ここに、結婚したいけど結婚できない人が増えている根本的な原因があると思います。

結婚できる人とできない人は何が違うのか

未婚の人に、独身でいる理由を尋ねたところ、

20代前半までの人は、

  • 結婚するにはまだ若すぎる
  • 仕事に打ち込みたい

という回答が上位を占めました。

一方、20代後半以上の人達は、一転して

  • 適当な相手に巡り合わない

という理由が、圧倒的に多くなっています。

20代中ばに、いったい何があったのでしょうか?

未婚の人が結婚したいと思う年齢は平均で

  • 男性 30.4歳
  • 女性 28.6歳   です。

妥当な年齢だと思います。
できれば、30歳までに結婚して、体力があるうちに子育てをしたいものです。

そして、実際に結婚した夫婦が出会った年齢は平均で、

  • 男性 26.3歳
  • 女性 24.8歳   です。

これらの結果から、早くに結婚できた人と結婚したいけどできない人の典型的なパターンが見えてきます。

<早くに結婚できた人>

20代半ばまでに、いい人と巡り合った。

<なかなか結婚できない人>

20代は、「結婚はまだ早い」と思って油断していました。
30歳に近くなってそろそろ結婚しようと思ったが、なかなかいい人が見つかりません

そりゃそうです。いい人は既にもう相手を見つけてしまっているのですから。

そして、「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」と思うようになります。

でもこれが危険なんです。

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結婚できない人が陥りがちなワナ

「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」
と思う人たちは、年を取るにつれて、結婚相手に求める理想がどんどん高くなっていく傾向があります。
年を取って社会的な地位が上がるにつれて、簡単に妥協したくないという思いが強くなるからです。
1等を当てたくて宝くじを買い続けた人が、4等や5等が当たっただけでは満足できなくなるのと同じです。

女性が男性に求めるなら、例えば

  • 年齢は40歳以下
  • 年収は800万円以上
  • 最終学歴はマーチ以上
  • 身長は175cm以上
  • 明るく楽しい性格
  • できれば見た目はイケメン
    などなど...

男性が女性に求めるなら、例えば

  • 年齢は30歳以下
  • 明るくて元気
  • 料理が上手
  • 家事は基本的に全部やってくれる
  • 将来は自分の親の面倒を見て欲しい

などなど...

ちょ、、、ちょっと待ってください。

そんな条件を満たす人が、世の中にいったい何%いると思いますか?
しかも、そんなにいい条件の人が、まだ未婚でいると思ってるんですか?
そして、もしそんな人がいたとして、その人にとってあなたはふさわしい相手ですか?

よく考えてみて下さい。
年を取るにつれて、結婚市場でのあなたの市場価値はどんどん下がっていくのです。
あなたが望む条件を満たす人から見て、あなたは結婚したいと思う相手ですか?

こうして、結婚できない人が相手に求める理想と、自分の市場価値の現実とのギャップは
年々広がっていくのです

未婚の人が、結婚相手に求めるものは
男女とも「人柄」が95%以上でトップです。
これは正しいと思います。
まずは、相手の人柄に目を向けるべきです。

相手に自分の理想を押し付けて、スペックで選別してはいけません。
そんなことをしては、自分の首を絞めるだけです。

若い頃は、結婚することを目的に異性と付き合いません。
だから、相手にいろいろと面倒な条件やスペックを求めたりしません。
相手の性格や人柄で好きになり、結果として結婚するのです。

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理想の相手は見つかるのか

結論を先に言いましょう。

理想の相手なんて見つかりません。

だから、理想の相手を探すことなんてさっさとやめましょう。
理想の人」なんて、しょせんあなたが作り上げた幻想です。
幻想の人に出会えて、なおかつ、その相手があなたを選んでくれる確率なんて
冷静に考えてみれば、宝くじで1等を当てるようなものです。
だから、理想の相手を追い求めている人は、いつまでたっても結婚できません。
あなたは、1等を当てるまで宝くじを買い続けたいのですか?

「なんだ、結局、理想をあきらめて妥協しろって事か?」

そうじゃありません。
試しに、あなたの周りにいる幸せな夫婦に聞いてみて下さい。

あなたのパートナーはあなたの理想の人ですか?

あなたは理想の人を見つけらたから、結婚ししたんですか?」 と

きっと、多くの人はこう言うでしょう。

「理想の相手ではないけれど、幸せだ」 と

結婚はすべきなのか

結婚は多くの人にとって人生最大のイベントです。
それは、「結婚式」の事だけを言っているわけではありません。
何歳で結婚するかにもよりますが、結婚後の時間が人生の大半を占めるのです。
どんな人と結婚するかが、あなたの人生が幸せかどうかを大きく左右します。

私は、今年結婚25周年を迎えますが、「結婚してよかったと思っています

幸いにも、素晴らしいパートナーにめぐり合うことができました。

人生でうれしいことが会った時、喜びを分かち合うパートナーがいると、喜びは何倍にもなります。
逆に、辛いことが会った時、苦しみを分かち合うパートナーがいれば、苦しみは何分の1にも軽くなります。

私がくじけそうになったら、妻が励ましてくれます。
妻が仕事で困っていたら、私が話を聞いてアドバイスをします。
人生のパートナーを得ることで、あなたの人生は何倍にも豊かになるのです。

結婚すれば必ず幸せになるわけではありません。
結婚したって、幸せになるためには努力が必要です。

結婚が必ずうまくいくとも限りません。
失敗している人もたくさんいます。
でも、何度も結婚している人がいるってことは、それだけ価値のあることだからです。

もちろん、絶対に結婚しなければいけないなんてこともありません。
もしも自分の人生において、結婚を犠牲にしてでも優先したいことがある人は止めはしません。
どうぞ、その道を突き進んでください。
でも、そういったものが明確にないのであれば、結婚は悪くない選択だと思います。

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まとめ

「理想的な相手が見つかるまでは結婚しなくても構わない」
という考えは危険です。

理想の相手など見つかりません。

自分の理想を相手に押し付け、スペックで選別してはてはいけません。
相手の人柄に目を向け、「この人とずっと一緒にいたい」と思える人を探してください。

結婚はいいものです。
人生を分かち合うパートナーを見つけることで、人生は何倍も充実したものになります。
将来結婚したいと思うなら、できる限り早く行動を開始してください。

いい人はさっさと相手を見つけてしまいます。

結婚したいと思った時では遅いのです。

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